(先日行われた国際会議 InCAST Tokyo 2022、opening eventで踊らせていただきました。online映像のスクショです。onlineでどこまで見えたか分かりませんが、二十分間同じ行為を繰り返しているようでいて、踊りの質がじわじわと変容し、前後半でまったく別の身体が立ち上がってきたように思います。最後はnina simoneでした)
(先日行われた国際会議 InCAST Tokyo 2022、opening eventで踊らせていただきました。online映像のスクショです。onlineでどこまで見えたか分かりませんが、二十分間同じ行為を繰り返しているようでいて、踊りの質がじわじわと変容し、前後半でまったく別の身体が立ち上がってきたように思います。最後はnina simoneでした)
(photo by Shohei Fujimoto)
二日間の独舞公演「重力の水面」を無事に終えることができました。
あらゆるものから隔たった絶対的に孤絶した場所へ一人で向かうような覚悟と、ほんとに多くの方々に様々な意味で支えられていることとを、こんなにも(矛盾的に)実感する時間はないなぁと、改めて感じていました。
本作は、また何らかの形で「還ってくる」作品かと思います(還ってくる、というのがどのようなものなのか…、主語が作品なのか、私なのかもまだ分かりませんが、この云い方が一番しっくりきています…。20年後とかになるかなぁ…、それまで生きてるのかなぁ… )。
ご来場くださった皆様、思いを馳せてくださった皆様、支えてくださった/ている皆様に、感謝申し上げます。
以後も自身のペースで、「はやく・ゆっくり」やってゆくことと思いますが、よろしくお願いいたします。
(photo from recorded video by Syunsuke Watanabe)
ちなみに、当日配布いたしました、錚々たる方々にご寄稿いただいたパンフレット。おかげさまでとても好評でした。もしご所望の方がおられましたら、ご連絡いただけましたら、お送りさせていただきます(と、ここにだけ、そっと書き添えておきます)。
「目次:
・公演「重力の水面」に寄せて 山田有浩
・「猫がいた場所」まで 中尾太一
・山田有浩の踊りについて 岸田将幸
・庭園の身体 堀千晶
・「世界と私との戦いにおいてはかならず世界の側に立つこと」とシモーヌ・ヴェイユは言った。 究極Q太郎
・身体とモノのあいだでーー服を着た存在としての身体 中村ゆい
・山谷近景 早助よう子
・残された光景 菊井崇史 」
山田有浩
山田有浩独舞公演「重力の水面」
10/9(日)pm6:00開演
10/10(月・祝)pm2:00開演
(各回30分前開場)
第一部 山田有浩「重力の水面」
第二部 中尾太一(詩人)x山田有浩 トーク(司会:菊井崇史)
テキスト執筆陣(予定) 池田昇太郎、菊井崇史、岸田将幸、究極Q太郎、中尾太一、中村ゆい、早助よう子、堀千晶、山田有浩(五十音順)
照明 渡辺俊介
音響 吉野東人
写真 藤本正平
チラシ写真・デザイン 菊井崇史
[料金]
予約2800円 当日3000円
*中学生以下無料
[ご予約・お問い合わせ]
Email mbvyamada69@hotmail.com
https://arihiroyamada.hateblo.jp/
Tel 09082240587
[場所]
中野テルプシコール Tel.03-3383-3719
東京都中野区中野3-49-15-1F
[山田有浩プロフィール]
1983年鹿児島生まれ。打楽器や物音を中心に据えた即興演奏活動をへて、2011年の岩名雅記との出会いより踊りはじめる。2013年より室伏鴻に師事。室伏鴻、芥正彦ホモフィクタス、DanceMedium作品等に出演。ソロ作品に『螺旋歌』(2018)、『抵抗と歓待』(2016)、『〈孤絶-角〉』(2015)等がある。野外での即興独舞シリーズや、国際ダンス・フェスティバルへの出演、異なるジャンルとの共演も行ってきた。大出早池峰神楽(遠野市)の舞手8年目。文筆や修験道、沢登り、介護なども行う。
鹿児島 大隅半島にて