vol.5より音楽家の委細昌嗣氏を迎え、氏が山田のリアルタイムだったり過去に立てた音、声などをその場で切断、接続、反復、増殖させながら（サンプリングなんかよりも余程無骨でドライで原始的に…）、空間に開かれてゆくレイヤーもより多層化してゆき、それが逆に発信源である身体へと絶えず還ってはダブったりズレたり関係を変容させてゆく中、ただひたむきに身体と向き合うということ…。
結果的に、全六回でどこかに帰着するでもなく、常に変化し続けてきたシリーズでした。
この方向でもう少し先が見たいところもあり、八月より引き続き、今度は委細氏とのデュオ名義で七針で行ってゆきます。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、vol.5とvol.6での音源を委細氏が更に編集した音作品を次回以降、会場で販売してゆく予定ですので、こちらもお楽しみに。これ、john cageとかJ-L godardとか好きな方、すごく楽しめると思います。
photo by bozzo
