山田有浩 月例シリーズ 「ガラスと背面 vol.1」
《神経の天秤〜突き放されつつ包まれている》、
無事に終えました。
終演後の対話の時間も、よき時間となりました。
自然光+無音で毎月行ってゆくこのシリーズ、決して派手ではありませんが、重ねてゆく時間の記憶が空間に地層のように積もってゆき、様々なところが少しずつ変化していくことになると思います。
集まった能登半島地震・豪雨災害義援金は、日本財団の「災害復興支援特別基金」に責任を持って送金させていただきます。
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山田有浩 月例独舞シリーズ「ガラスと背面」
2024年10月19日(土) 15時
場所:Studio GOO (東京都世田谷区粕谷4-7-19)
料金:¥1,500 /学生&リピーター割¥1,000
お問い合わせ:mbvyamada69@hotmail.com
ーーーこの世界は無数の薄板の重なりによって構成されている。薄板界はいわば夢の世界であるーーー 稲垣足穂
毎月同時刻、無音で、
高窓から入る自然光のもと、
床に浮かせた小さなガラス板の上に
直立した身体をあずけるところからーーー。
危機と沈黙。記憶の空白。氷の上の魂。
刻々と実りゆく時間、移ろいゆく皮膚の表情ーーー。
[配布予定テキストより抜粋]
極限まで抑制された舞台のもと、自身の踊りにおいて何が同意されるものとしてあり、また何がそうあってはならないのかを天秤にかける(……)
私の身体はどこまでも冷徹に突き放されながら、同時に無限に抱きしめられ、包まれている。
・椅子はあるが、好きな位置に移動しながら鑑賞可能。
(他のお客様にご迷惑にならない範囲で、撮影、スケッチ、録音、昼寝なども可)。
・終演後、一時間程度の気軽な対話の時間を予定。