2/19(金) 19:00
室伏鴻振付
『DEAD1』＋『墓場で踊られる熱狂的なダンス』
出演： 林貞之、目黒大路、鈴木ユキオ、岩渕貞太、関かおり、中村蓉、堀菜穂、山田有浩
横浜赤レンガ倉庫1号館３Fホールにて
http://www.ko-murobushi.com/outside-2015/
室伏鴻の作品を生で観られる機会など、これから先、ほとんどないと思われます。室伏はよく、踊りとは〈事件〉でなけりゃならない、と云っていた。この困難な時代にカラダひとつで斬り込んでゆく抵抗の姿、ダンスの〈外〉を志向しろ、と。すでにたえず崩壊しつづけながら生まれ変わるものの生成変化こそ問題だと。
（「型に精神は宿る」とは云うけれど「型」をコピーしたところで別物であることは明白でしょう。室伏が云ってたのは「型」の〈外〉を志向しろ、ってことですよ。それを「ダンス」に回収してどうする）。
「型」が「型」を痙攣的、分裂症的に喰い破り屹立してくるカラダがある。室伏が見たかったのはそこから先なのだろうと感じたりする。
'13年の初演とは全く別物となってます。別に追悼するつもりもない。ただやるべきことをまっとうしようと思ってます。
