急なお知らせになりますが、明後日11月24日(月/祝)
久々に、ダンサーではなく音楽家としてソロで、
外苑前の"月見ル君想フ"に出演します。
珍しい機会なので、御興味ある方はぜひ。
月見ル君想フ、への出演は約一年振り。
2010〜2011年頃、自分のソロで頻繁に出演させて頂いていました。
その頃は、主にソロで音楽をやっていたのですが、
ちょうどこの時期に関心が"音楽"から
"身体と物質の、関係の「あいだ」に立ち顕われる音による即興詩"
といった方向へ移っていった時期であり、
次第に楽器よりも水・石・薪・紙・鈴・笛・カセットテープといった物たちを舞台上のあるべき場処に布置して、
30分ノンストップで即興的に大きな流れを紡いでゆく、
というスタイルになって行きました。
細かい事は端折りますが、
現在自分がダンスでやっていること/やろうとしていることは、
基本的には、結局この頃と同じなのだと感じたりもしています。
唯一異なるものがあるとすれば、それを支えているのが
「どこまでも"音楽"であらねばならない」という意志なのか、
「どこまでも"ダンス"でなければならない」という意志なのか、
といった所になるでしょう。
"音楽"に対する反逆行為であると同時に、どこまでも"音楽"であろうとすること。
"ダンス"に対する反逆行為であると同時に、どこまでも"ダンス"であろうとすること。
音楽の現場に放蕩息子の帰還のようにして一時的に戻り、
紡ぎ出されるものがどのような世界になるのかは分かりませんが、
当時と同じ形式を用いつつ、今だからこそやる必要のあること、また、違って響いてくるような所もあるでしょう。
宜しければ、どうぞお付き合い下さいませませ。
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