山田有浩 / Arihiro Yamada

Information of Arihiro Yamada (dance, butoh / ダンス, 舞踏)

【六月】



六月より、月一回の即興ソロ舞踊シリーズを、半年間行います。
この公演シリーズを、

《与えられたものから自由になるための試論序説》、

と、名付けました。
荒川修作さんのことばから付けました)。
このシリーズでは、
照明も音楽も美術(or舞台装置)の類も一切排して身ひとつで、
場に身を置く、或いは、存在する、ということの強度の探求に焦点を絞ってゆこうかと思っています。

会場は古民家の蔵を再利用した場所で、ひっそりと小さく濃密な場がつくれたら、と感じています。
ある意味では、「作品」として、「舞踊」として成立するギリギリのラインにあることをやってゆくことになるかと思いますが、よろしくお付き合いください。


《与えられたものから自由になるための試論序説 vol.1》
日時:6月29日(日)16:00 start 
木戸銭:800円
会場:くら七世代(古川邸)
東京都調布市多摩川7−32−4(京王多摩川駅より徒歩11分)。
http://www.its-mo.com/search/addr/13/208/016/007/00032/00004/
(ご予約&お問い合わせは、プロフの連絡先まで)。







----
そして、5月28日より約一週間半、山に籠ってきますので、その間、連絡がつかなくなります。

その後、6月8日(日)、日吉のカレンダー・カフェ
という場所にて20時頃より、
移動型音楽喫茶 秋福音に、何らかのかたちで参加してから、
再び戻って参ります。
この不定形の"音楽喫茶"集団は、
珈琲豆を挽いたりお湯を沸かしたり、珈琲を入れてそれをお客さんみんなと一緒に傾けるまでのプロセスを音楽として奏でてゆく、魔法のような不思議なグループです。
彼女/彼らとの付き合いももう長いのですが、今回も、どのように参加するかはまた分かりませんでして、それも含めて、とても楽しみです。



それから現在、今年の八月に神宮前のギャラリーで展示予定の書物も製作中です。その書物と共に踊る晩も用意しており、こちらはまたとない特別な踊りになりそうな予感がしていますので、お楽しみに…。