山田有浩 / Arihiro Yamada

Information of Arihiro Yamada (dance, butoh / ダンス, 舞踏)

9月25日 土曜日、曇り〜晴れ。







なんども、なんども、はじまったところへ、立ち返ろうと、
されど、はじまった地点は、私という個人を越えて、どこまでもどこまでもつづいているからして、始源へと、立ち返ろうとする試み、
つづけます、
私のなかの、その生の核心から、否応なく漏れ出してくる声を、
みずから聴き取ってゆこうとする、
より自由に、より遠くへ、飛ばそうと、どこか、時間も空間も越えた、
どこかへと、。

誰しもが、声なき声を、からだのなかに、持っている、
宇宙の履歴書、生命の履歴書、人類の履歴書、
彼らはなにを、語っていますか、
あらゆるものは、記憶を携えて在り、
その声を聴く、彼らを聴く、
存在を聴く、幻聴を聴き取るように、
それが関係性のはじまり、
私たちは、消え去ってしまったものたちの声、
消え去ってしまったものたちの塵、
でもそれは、光と色彩を放つ塵、
響きを放つ、くるくる廻る電子を帯びた素粒子
わたくしたちは、天体です、。


内なる問答の、どこで歯止めをかけるのか、
それが問題です。