・電車の中、韓国語を話すお二人が、御馳走が山のように盛られた大皿を両手に直に抱えていらっしゃる。すごい。同じ駅で下りて、同じ道を歩く。ご飯を抱えたまま、信号を待つ。脇道に入ってゆく。こういった、「飯」に対する感覚がとても清々しい。
・蝉が一匹、弱々しく鳴いている涼しき秋晴れ。
・朝顔が、一厘だけ花咲く。水はやらない。自分で生きろ。甘やかさない。
・車椅子の方が下り坂をすいすいと、右に左に寄りながら追い抜いてゆく。あなどれぬ、と思う。
・昼間っから、銭湯が賑わっていてびっくりである。
・朝起きて、犬のおまわりさんの曲がずーっと爆音で流れている。アシッドな感じ。運動会かと思ったけれど、違ったみたい。
・赤児をおぶって自転車を漕いでる女性に眼を見張る。
・「君の名は?」
・汚水の中を亀が悠々と泳いでるだけど、大丈夫なのか。
・トイレに入れば、足穂さんの肖像がドーン!
・秋の虫たちと水の音。そういえば夏の音も、それだけでちゃんと作品になったことを確認。
・三日月が仏さんの眼のようにくっきりと。毎日、一番星を。
・剣玉をする。楽しい。
・ホウレン草とお豆のカレーがとてもおいしくて幸せ。ホウレン草、大好き。畳の間、万歳。一度、相合い傘でツーショットでも撮られたいものです。
・小豆をシャカシャカした、良き音です。
・ほどよく道路の脇などに水が残っている日。
・フリマで鈴を二つ買う。