２０日、お越しくださった皆さま、共演者の皆さま、いつもお世話になってるスタッフ様方、そして見に来れずとも思いを飛ばして下さっていた方々、どうもありがとうございました。
まだまだ精進が必要です、まだまだ先へ行きます。
今晩はなんだか焼酎を飲まずにはおれず、明日の朝のことなども鑑みず、ひとり、やっております。
帰り道、煙草を吸わいながら歩けば踊り出さずにはおられず、
久々に寄り道して歩く住宅地の中、先頃まで立派な家屋在りし土地はショベルカーによって剥き出しの土の山と積まれておりまして民家に囲まれた其の一角だけが異様に生々しく露出して、都市のコンクリートで長く蓋をされていた地面の今や喜々と呼吸する太古の土の死体の静謐な雄叫びが谺す凄まじい磁場を前にして、思わず其処に留まり踊っておりました処、前の住宅に住まわれる方と窓越しに眼が合って、通報される前に慌てて何食わぬ顔してスキップしながら立ち去りました、そんな晩でした。
街中に張り巡らされた様々な時間空間の層に自らを様々に合わせて行きながら歩けば、本当に何処に何が潜んでいるか分からぬ都市も面白いものですね、ディッド・リンチの映画の中に居るみたいです。
